喫茶ポストアポカリプス

よくわからん根っこを煮だした茶とよくわからんペースト状の食い物をアルミの食器で供する。

Кафе постапокалиптический

感想|グッド・シェパード

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どうやらキングスマンは見に行けなさそうなのですが、代わりに同じく仕立て屋の出てくるスパイ映画を。

 

この映画を観るのは3度目ぐらいか。

主役のマット・デイモンアンジェリーナ・ジョリーの息子役が「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメインなんですな。

「ジュピター」では母に執着した男でしたがこっちでは父への執着だなー。

執着が似合う顔立ち。

大戦中からピッグス湾事件までのOSS→CIAの諜報員の話なので他の映画を観た後だとそれぞれの時代の空気がなんとなく盛り込まれていることがわかる。

SISの老教授がゲイで迫害を受けるあたりも当時のイギリスの空気なのかしら、と「イミテーションゲーム」を観た後だと気付かされる。まぁ消された理由はもっと別のところにあるのでしょうが。

対ナチだった諜報合戦は東西冷戦に。東側のスパイ、ユリシーズとのやり取りは「裏切りのサーカス」を思い出す。

 

派手なアクションもボンドカーも出ないし、ベッドシーンはあれども色気はない、そんな映画ですが空虚な感じが割と好きな映画です。

 

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