喫茶ポストアポカリプス

よくわからん根っこを煮だした茶とよくわからんペースト状の食い物をアルミの食器で供する。

Кафе постапокалиптический

エキナカダンスフロアは夜遊びの明日を照らすか?(2013年2月Lifeの感想に代えて)

2013年2月の文化系トークラジオLifeは「夜遊びのゆくえ」。
湯山玲子さんと宇野さんのそれぞれが持つ他者性の捉え方がガツンとぶつかり合ってエラいことになってた回だけど、繰り返し聴くことで見えてくるものもあると思うのでここは、まだ未聴の人はひとつアーカイブを聴いてもらいたい。
(とはいえ、放送開始から全てのオンエアをポッドキャスト化してきたこの番組も、残念ながらTBSラジオの他の番組と同じく、ポッドキャストの配信期間を区切るらしいのでお早めに。)

いつもいつも、バタバタしててメールをしたためられず、ポッドキャストを聴きながら、なにかテーマに関連したことが自分になかったか後出しジャンケンのように記憶をたどっているうちに日々がすぎて行くのだけれど(事実、今日は3月のLifeのオンエア日だ。)、今回は、昨年の春にJR大阪駅の上で一夜限り開設されたDJブースの事を思い出した。

JR大阪駅の上にある、大阪ステーションシネマの反対側のスペースにDJブースが設けられ、Rocketman(ふかわりょう)をメインにDJが屋上に現れたフロアを沸かせていた。
そこに集まっていた客層は普段、夜遊びをしているであろう若い人がメインだったわけだけれど、そんな中に、サラリーマン風のオッチャンが、ビジネスバッグを両足の間に置いて、首にはタオルをかけながら踊っている姿を見て、これは面白い空間ができた、とワクワクしてしまった。

あれから一年、同じようなイベントは行われていないのだけれど、またあの夜のような事が起こること、そして日常になっていく未来を、想像してやまないのだ。