喫茶ポストアポカリプス

よくわからん根っこを煮だした茶とよくわからんペースト状の食い物をアルミの食器で供する。

Кафе постапокалиптический

感想|チャッピー

大好きなアメリカおじさんと

まとまりのない感想ですが。
こっちで色々語らっているので聴いていただけるとうれしいです。

冒頭からニール・プロムガンプ節が炸裂したドキュメンタリータッチの映像。そしていつものヨハネスブルグ

 冒頭でスカウト22号こと後のチャッピーが撃たれた耳パーツ(感情表現としてぴょこぴょこ動くのが可愛い)を交換されるんだけれど、そのスペアがテスト機用であろう目立つオレンジ色(エヴァンゲリオンの零号機も黄色い)なのもオタクごころをくすぐります。

ヨーランディのイノセントさ。ニンジャのバカさ加減。創造主ことディオン君の倫理観。出てくる人間皆どこか欠落してる感じが面白い。あぁみんなかなしい。悲しい、愛しい。

第9地区、エリジウム、そしてこのチャッピーとプロムカンプ作品に共通するのは描かれる人々の一線を超える様だと思う。 画面上では結構ぶっ飛んだことが起こっているけれど、登場人物達は案外それをすんなり受け入れる。 プロムカンプはテクノロジーがもたらす未来に関してとことんポジティブにとらえているのか、それとも皮肉を込めているのか。