検索エンジンと未知との遭遇とテレビと
佐々木敦さんが2009年1月の文化系トークラジオLifeで言っていた”未知との遭遇”って言葉の表すものに、出会うことがなんとなく少なくなった感覚の一因に、検索エンジンのパーソナライズも関係してるんじゃないか、と思っていて、Googleのパーソナライズとフィルターバブルについて書かれた閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義を読み始めている。
どうやら僕らを取り巻くあらゆるデータは、人間関係、今までの嗜好なんかに依った”関連性”とやらによって紐付けられて選択されて僕らの目に届いているらしい。
そりゃあ、ある意味で事故みたいな未知との遭遇が起こることも減るわけだ、と頷いてしまう。
暫く、こんなことについて考えを巡らせてもやもやが続いていて、まだまだ続くのだ。