喫茶ポストアポカリプス

よくわからん根っこを煮だした茶とよくわからんペースト状の食い物をアルミの食器で供する。

Кафе постапокалиптический

飯のログ 2019.10.10〜2019.11.5

最近、節約のために自炊を極力増やすようにしている。

モチベーションの持続と、メモとしてfacebook上で書き込んだ投稿をまとめておく。

10月10日
ベーコン、ニラ、にんにくともやしを刻んでチャーハンにしたった。 もやしのシャキシャキ感、当たりだ。

↓青菜のオイスターソース炒めを作ろうと思っていたのだった。

10月11日
明日の食材を揃えて帰ってきたら、要のオイスターソースが傷んでいた…。

↓翌日、こういう感じに落ち着いた。合挽き肉、小松菜とニンニクを醤油、砂糖、酒で炒めて飯はほんとにうまい。名前はまだない。

10月12日
気圧のせいか、頭痛くて朝から寝込んでたが、小松菜、玉ねぎとベーコンのトマトスープを炊いて食べた。
10月12日
夜。 合挽き肉、小松菜とニンニクを醤油、砂糖、酒で炒めて飯にかける夜。

↓にんにくチャーハンの旨さのせいで文体が荒ぶっている。

10月19日 にんにくの最後のひとかけが、やたら大きかったので、みじん切りしてネギと一緒にじっくり油通し。 そのままチャーハンへとなだれ込む。

↓パスタ期の到来である。

10月28日
半値の明太子の切れ子と千切りの大葉で明太子スパゲティ。バター大事。

10月29日
「シェフ」風のペペロンチーノを作りたい今日このごろ。パセリをふんだんに刻みーの、最後にバターで仕上げーの。

11月2日
ベーコン、エリンギ、しめじに舞茸の和風パスタ。 生のニンニク、やたら高いのしか売ってなくてしょうがなくみじん切りのオイル漬け。

11月5日
ベーコン、玉ねぎの櫛切り、きのこを炒めて、そこにスパゲティを投入、粉末のポタージュ(コーンにあらず)、茹で汁で絡めてトドメにとろけるチーズと黒胡椒。

↑この即席クリームパスタ、河原を散歩しているときに思い立ち、メモった。試してみると実際なかなかイケる。
牛乳使わないのでキャンプ料理とかにも良いんではないか。

もう食べられない思い出の味

f:id:ozyakko:20140530130817j:plain 「思い出の味」と尋ねられて思い浮かぶのは、小さい子供の頃に母親によく連れられた洋食屋、ダイマツさんのオムライスとコーンポタージュスープだ。

ダイマツさんは昔からあったひなびた洋食屋さんで、少し抑えめのオレンジがかった照明が暖かく、落ち着くお店だった。

毎回のように頼むのはコーンポタージュスープとオムライス。

料理が出てくるのを待つ間、表紙の色あせた「あさりちゃん」や「つるピカハゲ丸くん」を読むのも楽しみだった。

先に出てくるのはコーンポタージュスープ。家で朝食に出されるコーンスープとは一味違って、滑らかでトローリとした口当たりが好きだった。

ダイマツさんのオムライスは昔ながらの薄焼き卵に覆われたものだった。ケチャップの酸味が聴いたチキンライス、それとコーンポタージュスープを交互に口に運ぶのが大好きだった。 お腹の弱かった僕だが、ここのコーンポタージュのおかげで牛乳が平気になったのかもしれない。

もうすっかり育った街とは縁遠くなってしまって、数年前に一度ダイマツさんに足を運ぼうと調べてみたら既に閉店している様子だった。 パーマが横に広がって、オムライスみたいな髪型のおばちゃんにももう会えないのだと思うとしんみりする。 お題「思い出の味」

五目炒飯、玉子先に炒めるか後から炒めるか

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予告編が出たときから楽しみにしていたNETFLIX「ザ・シェフ・ショー〜だから料理は楽しい!〜」の配信が始まった。

この番組のホストを務めるのは「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」の監督、ジョン・ファヴローと同作の監修を務めた韓国焼き肉風タコスのフードトラック「Kogi」で成功を収めた韓国系アメリカ人のシェフ、ロイ・チョイの二人。「Kogi」については同じNETFLIXのアグリーデリシャスのタコスの回で紹介されているのでぜひこれも見てほしい。

ファヴローが監督・出演した「アイアンマン」やその他MCUシリーズの出演者も含むゲストが多数登場し、料理を楽しむ。

1,2,3回目は予告の通り、ロバート・ダウニーJrやトム・ホランドなどMCUメンバーが続々登場するのでもう実質「アイアンマン4」でとても楽しい。(アベンジャーズのシャワルマ屋の成功版と思いねぇ。)

さて、ここでタイトルの話に入ると、6回目に前述のアグリーデリシャスのホスト、NYのラーメン店「momofuku」のオーナー、デイヴィッド・チャンが登場するけれど、その前にファヴローとチョイがチャーハンを作っている。

写真はその前の回でロバート・ロドリゲスがピザ生地に(!)していたカリフラワーのごはん。 見ていて衝撃を受けたのが、玉子を最後に入れていること。

僕は昔から、チャーハンを作るときには玉子は最初に炒めるものと教わってきた。煙が立つほど熱した油に玉子をジューッ!そして、手早くごはんと絡める。

ところがファヴローも料理のプロのチョイも玉子は最後に入れている。 これは、二人がアメリカ人だからなのか、それとも韓国式のやり方なのか、初めて見るやり方なので大変興味が湧いている。

他にも紹介されている料理はどれも新鮮に映る作り方。 なかなか、オーブンを使ったり大きな塊肉をミキサーで仕込んだつけダレで寝かせたりというのは真似できないけれど、変わったテイストの料理は見ていて楽しいし、献立に取り入れることを想像するとワクワクする。

人が料理を囲んでワイワイ、あーだこーだ言ってるのを見ていてエンターテイメントというのが、NETFLIXのフードドキュメンタリーの良さだなーと改めて思う。

なぜか「シェフ(以下略)」はNETFLIXで配信されていないのでAmazonPrimeで観ましょう。

※2019.6.16追記 NETFLIXでも配信始まったので観ましょう。