仮面ライダー、ゲーム・オブ・スローンズから見る決闘裁判の話
台風24号の接近に伴い、どこにも出かけられなかった週末、Amazonプライムで「仮面ライダーディケイド」を観ていた。 仮面ライダークウガから始まる平成仮面ライダーシリーズの10作目、主人公ディケイドがこれまでの9作のライダーの登場するパラレルワールドを旅する話。
元々演じていた役者が出られなかったりといういろいろな事情から、ほとんどのライダーの配役が変わっており、世界観も元の作品とは異なっている。折返しとなる15話まで観ている中で特に面白かったのが、「龍騎の世界」を描いた6話、7話だった。 元々の仮面ライダー龍騎のストーリーは鏡の中の異次元世界、ミラーワールドで13人の仮面ライダーが最後の一人となるまで戦うバトルロイヤルものだった。
このディケイドでの龍騎の世界は複数のライダーがミラーワールドで戦うという設定はそのままに、ライダーとライダーの戦い、ライダーバトルが裁判制度に組み込まれているのが面白い。殺人などの事件が発生し、容疑者が逮捕されると、原告、検察側と被告、弁護側に別れてその代理人となるライダー同士がライダーバトルが行われ、勝ったほうが判決を下すという。
これは当時話題となった裁判員制度もネタ元らしいけど、どっかで観た話だなぁと思った。
ゲーム・オブ・スローンズのシーズン1第6話「黄金の冠」の中で高巣城で行われた決闘裁判だ。
先代の王の手にして高巣城の主、ジョン・アリンやスターク家のブラン暗殺の容疑を掛けられたティリオン・ラニスターはアリンの妻ライサへ決闘裁判を申し出る。ライサの代理人はアリンに仕えた騎士、ティリオンの代理人は流れ者のブロン、果たしてその決着は…!という話なのだがこの決闘裁判、要は決闘をして勝った方には神の加護があるからしてその言い分というのは正であるというなんともぶっ飛んだ制度。
そしてこの決闘裁判、ちょっと調べてみたら実際に中世ヨーロッパで行われていたものだという。
てっきり高巣城のギミックを活かしたオリジナルの制度なのかと思っていたらそこはゲーム・オブ・スローンズ、しっかり史実が元ネタになっているのが面白い。(他にもウォールとか)
どれもこれも並走しているせいか、完走できている作品は少ないのだが思いもよらぬところから共通点が見つけられたりするのもこれまた面白い。
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パーカー45
愛用しているもの、を一つ挙げるならパーカー45万年筆だ。 ステンレスの軸に金色の矢羽がなんともクラッシックでかっちょいい。
元々は父の形見のものを使っていたけれど、手帳と一緒に落としてしまった。
そして2代目は3年前にヤフオクで3千円ほどで落札、暫く使っていたがうっかりシャツと一緒に洗濯してしまい、ペン先が見事に曲がってしまった。
そして今使っているのは3代目。同じくヤフオクで落札したものからペン先だけ流用。 黒い樹脂のパーツから鳥のクチバシのように覗くペン先はしっかり14金。 寝かせればガシガシ太い字で書けるし立てればカリカリと手帳にもメモできるのがお気に入り。
あと、ステンレスの素材が触れていて落ち着くお守りがわりになっているかもしれない。 ボトルからインクを吸い上げるのも楽しい。
既に廃盤になっているのでこの3代目こそはいつも肌身離さず、大事に使っていきたい。
本体付属のスポイトは商品の状態によってはゴムの劣化が怖いのでコンバーターは現行品を使うのが吉。