感想|ロック・ユー!
ゲーム・オブ・スローンズを観ているとエダード・スタークが「王の手」に就任した記念で馬乗槍試合が行われるシーンがあって、同じ馬上槍試合の描かれる映画、「ロック・ユー!」を思い出した。
「ロック・ユー!」は「ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャーのハリウッドデビュー作だったそうで、あらすじは、平民出身の主人公、ウィリアムが身分を隠して武術大会で名を成していくと言うお話。邦題そのままOPにはQueenの”We Will Rock You”が流れる。おまけに観衆はあの「ドン・ドン。カッ」というリズムに合わせて手をたたき足を鳴らして馬に乗った騎士が試合場に揃うのを待つ。(久々に観るといい意味で「アホかッ!」と思った。)
つい先日観た「オデッセイ」とのつながりとしては、デヴィッド・ボウイの曲が使われているところでしょうか。本作で使われているのは、舞踏会シーンでの"Golden Years"。
ハリウッドデビューともあって主人公のウィリアムを演じるヒース・レジャーがなんとも初々しい。ジョセフ・ゴードン=レヴィットともちょっと雰囲気が似ているか思ったりして。 またポール・ベタニーがギャンブル癖のある物書き志望をコミカルに演じていて最高。(一行の中では紋章官を務める。)真っ裸で道に倒れている所を拾われて、競技場に着いたと思ったら、またギャンブルで負けて服ごとひん剥かれる。
ウィリアムが美人のご令嬢に一目惚れして頑張る話なんですがCharaに似たちょっとファニーな顔立ちで、役柄と合ってないのでは…と思ったりして。
話の筋とかはまぁなんともわかりやすい寓話のような感じなので特に何も申しませんが、初々しい兄ちゃんたちの頑張る姿が実に良いのです。
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2015/09/02
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る