喫茶ポストアポカリプス

よくわからん根っこを煮だした茶とよくわからんペースト状の食い物をアルミの食器で供する。

Кафе постапокалиптический

昼メシ前のスター・デストロイヤー

最近、プラモ熱が再燃してちょいちょい作っている。置くスペースの問題もあってチマチマしたサイズのものをチマチマ組んではチマチマ塗っている。 このスター・デストロイヤーより先に現在、アニメ放映中のポストアポカリプス漫画「終末少女旅行」の影響でケッテンクラートのプラモを作ったりしたけどお手軽で面白かったのでこちらを先にご紹介。スター・デストロイヤーはスターウォーズシリーズに出てくる銀河帝国の宇宙戦艦。EP4の冒頭に出てくるアレ。ローグワンにもガッツリ出てたアレ。

昔、理科実験室にあったような箱マッチぐらいの箱

まぁ小さい箱なので中に入っている部品も小さいのだけれどパーツの数はかなり少ないのでサクサクサクッと作れる。 昔はパーツが少ないとその分、部品のモールドがショボかったりするんだけれど、このシリーズのは良くできていて角がパキッとしている。

まっしろ

だいたい30分もあればこのように手のひらに乗るサイズの宇宙戦艦が出来上がる。
ただしご覧の通り、真っ白ではつまらないので、ここで色を塗っていく。
普通であれば色分けされていない部分ごとに塗っていくのだけれど、このスター・デストロイヤーはグレー一色なので今回はMr.ウェザリングカラーのマルチブラックだけで塗っていく。
元々はウェザリング(汚し塗装)用に作られた塗料なので墨入れ(立体感を増すためパーツの溝の部分だけに流し込む)したり、機械の部品の汚れを再現したりする為に部分的に使うものなのだけれど、今回は面相筆に含ませてから全体的にベロベロベローと部品全体を塗っていく。塗料を乗せたら今度は綿棒でサッサッサッと拭うと、溝にしっかり墨が入るだけでなく本体もいい感じにグレーになってくれる。 あと、このウェザリングカラーが良いのはシンナー的な嫌なニオイが全然しないところ。ご家庭のコタツでも作れるんではないか。

これが

これ塗ると

こうじゃ。

この作業が途中工程の写真撮り忘れるぐらい楽しい。塗り過ぎたら綿棒に薄め液を含ませて拭う。そしてまたベロベロベローだ。
全体的にいい色になったら眺めてうっとりしましょう。

こうじゃの俯瞰

見えますか、このノズル、ノズル、溝、溝、溝

細かいモールドが浮き立つ様は、岩の中から掘り出された恐竜の化石のようでテンションアガる。
だいたい2時間ほどの昼メシ前の時間で仕上げてしまった。
模型ファンでなくても、ぜひスターウォーズファンには触って欲しいプラモ。

今宵はここまでに。