わけのわからん話が好き
宇宙ロブスター食べたい
最近、Huluの話ばっかりしていますが、最近配信の始まった「カウボーイ・ビバップ」を観ています。 今のところ、全26話のうちの半分、Session#13の「ジュピター・ジャズ(後編)」まで配信されていますが後半ももうちょっとしたら配信されるんだろうか。
特に気に入っている話が#11の「闇夜のヘヴィ・ロック」。 元ネタは「遊星からの物体X」やら「エイリアン」やら「2001年宇宙の旅」やら色々挙げられるらしく、「闇夜のヘヴィ・ロック ビバップ 元ネタ」でググるとあちこちでためになる話が出てきます。
ビバップというのはシリーズ通して小気味よい会話とアクションで魅せる作品なわけですが、その中でも特に異色な話で、忍び寄る宇宙生物に次々と襲われるビバップ号の面々が描かれるSFスリラー調の話なのですが、意味ありげな感じで挟まれるモノローグ、その正体が、スパイクが冷蔵庫にずっとアレしたアレでした、というくだらなさも相まってミョーに癖になるのです。
シリーズ折り返しの重要な話、「ジュピター・ジャズ」を前にして挟まれたこのよくわからん話、今見返してみると、渡辺信一郎監督はじめ、参加スタッフが再集結している「スペース・ダンディ」の根っこになってるんだなぁと思います。
シーズンと話数は完全に忘れてしまったのですが、「ブレイキング・バッド」の結構ハードになってきた中で、主役のホワイト先生がラボに一匹紛れ込んだハエを狂ったように追い続ける話があるんですが、これもなかなかわけが分からず好きな話。
この手の、よくわからん話がさし挟まれるシリーズっていうのは、厚みがあって面白い、というぼんやりしたことを思っています。
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